2025年11月22日土曜日

.1333〜あらためて「ロックオン!!」

川崎ブレイブサンダース。地元のチームの浮き沈みをリアルタイムで観られて、うーん…となってしまう日々です。  

ある記事に、選手が「コミュニケーションをあまり取らないコーチ。僕らのほうから話しかければ応えてくれるとは思うんですけど、彼のほうからは少ないので正直、何を考えているかわからない」と語っていました。成績不振の原因を探ると、そこに「自立・自律を育てる立場」としての難しさがあるように思えます。ライターの永塚氏も、記事の中で慎重に言葉を選んでいる様子が伝わってきました。  

勝てない原因は、戦術や技術だけではなく、コミュニケーションのあり方にもあるのかもしれません。けれど、だからこそ選手たちは自分たちで声を掛け合い、チームをつくり直していく力を試されているのだと思います。  

ブースターとして大切なのは「負けを見届ける覚悟」と「未来を信じる力」。勝敗に一喜一憂するだけでなく、挑戦を支える存在でありたい。声援は、選手の自律を後押しする環境そのものです。  

今は苦しい時期でも「次こそは」という期待を胸に、ポジティブに応援を続けたい。川崎の街とともに歩むチームだからこそ、浮き沈みをリアルタイムで共有できるのは幸せなこと。勝利の瞬間を迎えたとき、その喜びは何倍にも膨らむはずです。  

教育現場でも同じように、子どもたちの成長は「勝ち続けること」ではなく「失敗から立ち上がる姿」にこそ価値があります。ブレイブサンダースの歩みも、まさにその姿を私たちに見せてくれているのだと思います。