2026年1月11日日曜日

.1336〜ライブ撮影アリ?ナシ? 変わりゆく文化と、演者が大切にしているもの〜

ライブ撮影文化の変化と、

HEY‑SMITH猪狩 × 

coldrain Masatoの“価値観の違い”

私もご多分に漏れず、「OK」の部分だけ撮影したことあります。

ライブ会場での撮影をめぐる議論は、ここ数年で大きく変化してきました。  

Xは本当に「対立」「炎上」「○○派vs○○派」好きですよね。

特に日本のラウドシーンでは、HEY‑SMITHの猪狩秀平とcoldrainのMasatoが語った“撮影に対するスタンスの違い”が話題になり、ファンの間で「対立」と表現されることもありました。

しかし実際には、両者が本気で衝突したわけではなく、ライブ撮影文化の変化を背景にした価値観の違いが表に出ただけです。

この記事では、ライブ撮影文化の変遷と、二人のスタンスの違いを整理します。


■ ライブ撮影文化はどう変わってきたのか?

● ① 〜2010年代前半:撮影NGが当たり前

日本のライブハウス文化では、長く「撮影禁止」が基本でした。  

理由は以下のようなものです。

- その場の空気を大切にする  

- 演者が見えなくなる  

- フラッシュや光が演奏の妨げになる  

- スマホが普及していなかった


この価値観は、HEY‑SMITH猪狩のスタンスに近いものがあります。

確かに実際スマホで前が見えない。演者、その場の空気に違和感を覚えました。

● ② 2010年代後半:SNSの普及で“撮影OK”が増える

InstagramやTwitterの普及により、  

「ライブの一部をシェアする」文化が広がるようになりました。


- 海外アーティストは撮影OKが一般的  

- 日本でも「一部撮影可」「曲限定」などが増える  

- SNSで拡散されることが宣伝になる


coldrainのMasatoは海外経験が長く、  

“撮影はファンの自由であり、広がることはプラス”という考えを持っています。

こちらも演者の広報にもつながるし、アリだよなとも思いました。

● ③ 2020年代:コロナ禍でさらに変化

無観客配信ライブが増えたことで、  

映像でライブを楽しむ文化が一気に一般化しました。


その結果、


- 撮影OKのフェスやバンドが増加  

- 一方で「スマホの海で演者が見えない」という不満も増加  

- 賛否がより分かれるように


■ ラウドシーン特有の事情


ラウド系はモッシュやダイブがあるため、  

スマホを掲げると危険が増すという現実があります。


● 撮影に肯定的な立場(Masatoなど)

- 海外では撮影が当たり前  

- SNSで広まるのは宣伝になる  

- ファンの自由を尊重  

- ライブを“共有する文化”として捉える


● 撮影に慎重な立場(猪狩など)

- スマホが危険につながる可能性  

- その場の熱量を大切にしたい  

- スマホ越しだと“ライブの本質”が薄れる  

- 演者から見て光が気になる


どちらもライブを愛しているからこその立場です。

■ なぜ「対立」と言われたのか?

- 猪狩は「ライブはその場で楽しむもの」という考え  

- Masatoは「撮影は文化としてアリ」という考え  

この違いが、ファンの間で誇張されて  

“意見がぶつかった”と語られただけです。

実際には、

- YouTubeで一緒に笑いながら話している  

- TRIPLE AXEとして普通に共演している  

- SNSでも普通に絡んでいる  

つまり、対立ではなく価値観の違いにすぎません。

■ まとめ

- 日本のライブ撮影文化は、この10年で大きく変化した  

- SNS時代・海外文化・コロナ禍が影響している  

- 猪狩とMasatoは“対立”ではなく、スタンスの違いを語っただけ  

- ラウドシーンは特に賛否が分かれやすい  

- どちらの立場も「ライブを大切にしたい」という思いは同じ

4月のDEAD POP FESTiVALに参加予定の自分としては、その場の空気を楽しみつつ、演奏だけでなくステージに立つ彼らの人間味や想いまで感じたいと思っています。

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