ご冥福を祈ります。【NHKニュース速報 09:46】— 特務機関NERV (@UN_NERV) February 11, 2020
プロ野球 野村克也さん死去 84歳
戦後初の三冠王 監督として日本一3回
ふと本棚を見ると、ありました。人生で最も大切な101のこと
個人的に「メモ魔」で思い浮かぶのが前田裕二氏ですが、その前にはこちら野村克也氏が「元祖メモ魔」ではなかったのでしょうか。
「人生は野球だ」と究極的な抽象化ができるこちらの本。個人的に刺さったのが
- 指導とは常に個別、具体的でなくてはいけない
- 同じ言葉でも受け取り方は十人十色
- 困った時、迷った時こそ「原理原則」に立ち返る
- 固定観念は悪、先入観は罪。新しいことをマスターしてこそ人はかわることができる。
- 人間にとって最大の悪は鈍感である。感じる力を持っている人間は絶対に伸びる。
『「指導」とは「常に個別、具体的」でなくてはいけない』『同じことばでも「受け取り方は十人十色」』『困った時、迷った時こそ「原理原則」に立ち返る』
これらは自分が30人の子どもの前に立った時に感じていることです。特に小学生なので、「短く伝えられているか」「具体的であるか」「言い換えることはできないか」考えています。よく研究授業などにおいて、児童の興味をひくためにいろいろな手法がありますが、さいごは「指導要領」という原理原則に立ち返ることも忘れていません。
「固定観念は悪」「先入観は罪」「人間にとって最大の悪は鈍感」
生きていく上で、相手のことを考えるのは当たり前ですが、果たして「圧倒的想像力」が働いているかどうか、先入観をもって見ていないか、気をつけています。先日、家内が悩んでおり、自分自身も腹をたてることがありました。もう少し想像力があれば、そこまで悩まず済んだ話でしたが、まずは自分の行動を見直していくしかないと学びました。
震災後に、復興についての思い、プロ野球についての思い、社会について思慮深く書かれていて、本当に明晰な頭脳をおもちの方だなと思っています。
ちなみに野村克也選手は日本界で歴代3位の通算安打数、歴代2位の本塁打数…。「月見草」は伊達じゃありません。
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