2020年2月19日水曜日

.492~バルネラブル~



こんな経験をしたことはありませんか?

  • 言葉の話せない国に行った時
  • 暗い夜道を一人で歩いた時
  • 風邪をひいた時

日本で聞く言葉に「弱者」とありますが、上記の状態は「弱者」「助けが必要」な状況だと思いますが、アメリカではそのような表現は差別と見なされ、そのかわりに「バルネラブル(助けが必要?)」と言うそうです。

なぜ、アメリカでは障害者を「弱者」と呼ばないのか?

教員をしていますが、私は助けて「あげる」、教えて「あげる」といった言葉や行為はあまり好きではありません。最後は自分の力でやり遂げるよう、せめて自分でできた風にみせるのも教師の役割だと思っています。なんでも優しくして「あげる」ことがいいとも思っていません。障害があろうがなかろうが、みんなフラットであるべきと思っていて、支援が必要な状況に、そのために教師がいるのかなと思っています。ゆくゆくは誰もが「自立」して生きていかなくてはならず、「教師の役割とは?」と常に自問自答しながら児童と接しています。

「社会的弱者がいるとしたら社会が変わるべき」まさにその通りだなと思いました。

0 件のコメント:

コメントを投稿