先日、妻が学校のPTA活動としてベルマークの集計に行ってきた。自分が小学生のころに(30年前…)よく集めていたけど、まだまだ続いているんですね。
PTAの伝統 ベルマークを集める単純作業 実は貼らなくてよかった
PTAの伝統 ベルマークを集める単純作業 実は貼らなくてよかった
- 「マークを集めて財団に送ると、学校の備品がもらえます。今年すぐに何か、というわけではないですね。以前、周年行事で冷水器がもらえたみたい。そんな感じだから、今日の作業なんて微々たるものなんですけど」
- 「ベルマークは貼る必要がない」という事実を、全国のPTAの皆さんにお知らせしたい。キレイに貼るために余白を切る手間も、あの膨大な量のセロハンテープも、シワになったものをはがすあの時間も、すべて不要だったというのだ。「集計のやり方は、財団からは特に指定していません。各PTAでもっとも集計しやすいやり方を工夫していただいて、代々、引き継がれているようです」(財団広報部長の小菅幸一さん)
- もともと、へき地にある学校の教育設備が不足しているという訴えが「全国へき地教育研究連盟」という団体から朝日新聞社にありました。たとえ寄付を募るにしても、一時的には集まっても、長続きしません。そこで、日用品についているマークを集めると、自分の子どもの学校の設備がよくなると同時に、へき地学校の支援につながるというモデルができあがりました。
- 自分のためにすることが、自動的に人のためになる。長く続けやすい活動なのです。
- 集計のやり方は自由ですので、無理なく、効率的なやり方を工夫していただきたい。共働き世帯も多いので、強制だけはしないようにとお伝えしています。
「子どものため」というこのベルマーク活動。私は正直、保護者の負担なのではと思っていました。我が子のためだけではなく僻地や全国の子どものためと大義名分がつくと…。ただ、「集計のやり方は自由」「無理なく、効率的なやり方を工夫する」こと手段の目的化にならないよう、ベルマーク活動の意味を改めて確認してみるのもよいのかなと思いました。
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