母子手帳も3冊目。妻が保管していますが、読む機会がありました。子の成長の目安が書いていたり、予防接種のスケジュール、公費負担制度、出産、育児に関わる制度などもりだくさん書いてあります。そして巻末には自治体が日本で最初に発表した「子どもの権利に関する条例」が載っています。
- 子どもはおとなと同じ一人の人間です。
- 子どもの声に耳を傾けましょう。
- 子どもを虐待、体罰、いじめといった権利侵害から守りましょう。
- 子どもが自分らしく生きていけるよう社会全体で支えましょう。
また「子どもたちからおとなへのメッセージ」も書いてあり、
まず、おとなが幸せにいてください。おとなが幸せじゃないのに子どもだけ幸せにはなれません。大人が幸せでないと、子どもに虐待とか体罰とかが起きます。条例に「子どもは愛情と理解をもって育まれる」とありますが、まずは家庭や学校、地域の中で、おとなが幸せでいてほしいのです。子どもはそういう中で安心して生きることができてます。
:平成13(2001)年3月 子どもの権利条例子ども委員会のまとめ
もうすぐ選挙がありますが、自分は子どものために何かできる大人、残せる大人でありたいなと思っています。その一つが「自分てちの生活を自分たちで決めるための投票に行くこと」だと思います。子どもは未来の宝です。主権者教育の必要性も感じている小学校教員でした。
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