2019年5月19日日曜日

.216~五月祭教育フォーラム~

今日は東京大学に行ってきました。「スラムダンク」の谷沢のくだりをご存知の方。
「アメリカの空気を吸うと高く飛べると…」じゃないけど、


「東大の空気を吸うと頭がよくなるような気が…w」

学んだ事
思った事は…
  • 教員も一人の人間として「つくることができるか」「楽しむ(遊ぶ)ことができるか」
  • 手段の目的化にならないよう本質を見抜ける力が必要
  • 変化の激しい現代に対応する力、反応できる瞬発力をもつ
  • 校長なろうかな…とふと思った。
前半は講演2つ
中村伊知哉先生 @ichiyanakamura
「つくるひとになろう」

AIに事務的な仕事等お任せていくと

人間は「ヒマ」になる→「超ヒマ社会」になる→「つくる」「楽しむ事ができる」かが重要になってくる。
…まぁ誤解を招きやすい表現ですよね。最近読む本読む本これからの社会、生き方にふれていてこのようなニュアンスで書いていることが多いです。これからは「個人がそれぞれ遊べるか、表現できるか、楽しいルールを考えるか」だと。自分の現場をふりかえると、均一的な、平等に教える教育ではカバーしきれません。それぞれの特性を見つけ、活かせるような教育が必要になってきます。

工藤勇一先生
「学校教育を本質から問い直すー学校お当たり前をやめたー」

「学校の目的は社会で生きていくことのできる自律した人間を育てること」
「手段が目的と化す」
「目標の合意形成」

今回の話で一番納得できたのが工藤校長先生でした。小学校にも似たような現象が起きていて、是非、小学校にも意見をくださればと思っています。

学校の「当たり前」をやめた。 ― 生徒も教師も変わる! 公立名門中学校長の改革 ―

立ち見が出るほど満員の会場。しんどかったけど休憩をはさみ、席が空いたのでやっと座れて後半はパネルディスカッション。

工藤先生の話で気になったところを…
・3日坊主は根性ではない。「続けるための工夫」を考え、実践しなくてはいけない。
→日本人は根性論で解決しようとしがちですが、もともと脳の作りから継続することには無理があることが実証されているらしいです。

・意見の違いを受け入れる、合意形成を目指す力を身につけさせたい。
→要するに特別活動でしょう。大事な学習は。

・学習者主体にするために「いろいろな学校」がある必要がある。
→「学校は必要である」学校の役割の見直しが急務。

・「トラブルお自律にむけての学びにする」
→「責任を取れる人間にする」

ふと思いました。「校長になりたい」

これから確実に教育業界は音を立てて変わっていくような気がします。変化に対応、楽しめる人間でありたいです。

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