読み切ってないですが、目からウロコなところが多すぎて厚さより内容のボリュームを感じます。
序盤から気になる場所がありました。
- ドラマチックな本能とドラマチックすぎる世界の見方
「ドラマチックすぎる世界の見方」…著者は「人は誰しも先入観をもっていないだろうか。世界では戦争、暴力、自然災害、人災、腐敗が絶えず、どんどん物騒になっている。金持ちはより一層金持ちになり、貧乏人はより貧乏になり、貧困は増え続ける一方だ。何もしなければ天然資源ももうすぐ尽きてしまう。(実際は違う。)」と人々に染み付いた考え方をこう表現していました。
『無意識に「自分の世界の見方」を反映させてしまうのは、知識のアップデートを怠っているからではない。最新の情報にアクセスできる人たちでさえ同じ罠にはまってしまうのだ。また、悪徳メディア、プロパガンダ、フェイクニュース、低質な情報のせいでもない。それは脳の機能にあるために仕方のないことである。』だから「事実に基づく世界の見方」をしなければならない。「ドラマチックな世界の見方」を抑える必要があるわけである。
最近目にしたニュースを2つ
- 「いつも笑顔を絶やさない子たちで‥何も言えない」園児2人死亡の保育園長、声詰まらせ会見…事故を起こした運転手の会見ではなく「13人の園児を3人で見る」大変な仕事をしている保育士が勤める保育園が会見を開く(開かせられる?)
- 学校通わぬ10歳ユーチューバーの父が批判に反論…最近目にする「不登校」への事実(どんな理由で不登校になったのか)を確認しないまま「10歳のyoutuber」「親の関わり方」表面的な部分にふれた情報
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